浴衣で夏祭り-髪型と着付けを極める-Top > 浴衣の作り方 > 浴衣の作り方 その2
スポンサードリンク
浴衣の作り方 その2
浴衣の作り方、前頁からの続きです。
ゆかたの元となる白生地を織物工場で織ります。
その後、生地は、染料がよく繊維に浸透する様、高温釜で煮沸し、過酸化水素で漂白し、生地の汚れや油分wp取り除きます。生地は畳まれて、染工場へ運ばれます。
生地を染める前に更に染料(インディゴ)の為の浸透剤を入れて、4,5時間煮つめます。
煮詰めた生地は一反一反天日干にしていきます。
乾いた生地を足踏みの生地巻き機に巻きつけ、のり巻き状に巻き取り、そのまま 2日間置いてしわを伸ばします。
しわが伸びたら、糊つけ作業に入ります。
木のへらで型紙の上から 妨染糊を置きます。
次にのり巻き状の白生地の中心にのし棒を差し込んで生地を回転させ、 1メートル広げては糊を置きを繰り返します。
染めあがった一反を広げた時に柄のつなぎ目をどうすっきり見せるかが 職人の腕の見せ所です。
糊づけの終わった反物には、大鋸屑(おがくず)をまきくっつかないようにします。
糊付けされた白生地をいよいよ染めていきます。
反物のまわりにゴムでできた枠を張り、80度に沸かしたインディゴ染料を反物の上から浸透させますが 更に浸透を促す為、下から圧搾熱を送り、染料を酸化させます。
ゴム枠をはずし、反物を素早く広げて空気に晒し、更に酸化、発色させます。
十分に発色したら川の水できれいに洗います。
洗い上がったゆかた地は一反一反広げられ、天日で乾かされていきます。
乾いたゆかた地は整理工場へ送られます。ここでは50反から100反のゆかた地を ミシンで縫いつなぎ、糊をつけ、乾燥させ、続いて幅出し機にかけます。
そして仕上げ場に運ばれた浴衣地は、染めの斑を調べられ、最後の化粧をすべく、商標などが貼られます。一見単純な一反のゆかた地も出来上がるまでには幾多の複雑な工程を経て、匠の技の映える 世界をつくりだしています。